2016.12.16
IT クラフトマンシップでITソリューションを提供するゾーホージャパン株式会社(代表取締役:迫 洋一郎、本社:横浜市、以下、ゾーホージャパン)は、おかげさまで今年2016年9月に日本法人創立15周年を迎えました。
これを記念して、引きこもりなど社会的に就労困難な方の就労支援を行っている特定非営利活動法人Future Dream Achievement(理事長:成澤 俊輔、事業所:川崎市、以下、FDA)と共同でゾーホージャパンオリジナルのLINEスタンプ制作を行い、2016年12月5日、LINEスタンプコンペ「ZOHO杯」を開催しました。
日本法人創立15周年にどのような取り組みをしたいか社内で募集したところ、最も人気のあったアクションがゾーホージャパンのLINEスタンプ制作でした。そこで単に社内でLINEスタンプを制作するのではなく、「人の役に立ち、人と喜びを分かち合う」という当社の企業理念に基づき、社会貢献の想いを込め、障がい者や引きこもりなど、就労困難者・困窮者の支援を行っているFDAに声を掛け、共同で制作することになりました。実際にLINEスタンプ制作を進めるにあたり、FDAからは人員の提供、ゾーホージャパンからは、FDAに通われている方に一般の企業と共同で仕事をするという機会の提供という関係で2016年9月から本格的に制作を開始しました。
FDAとこのたびの協業の進め方を相談した結果、チームでスタンプを作り、コンペ形式で発表してもらう形式としました。FDAのメンバー4人とゾーホージャパンのメンバー2人の計6人でチームを構成し、合計4チームでそれぞれスタンプを製作し、ゾーホージャパンオリジナルLINEスタンプコンペ「ZOHO杯」にてプレゼンをしていただくことになりました。
肝心のテーマは、ゾーホージャパンの15周年記念アクションの「インドと横浜をつなぐ架け橋」というコンセプトに合わせ、「日本の○○がインドへ行ったよ!」と題し、日本とインドを上手く掛け合わせたスタンプとしました。
そして、キックオフが行われた9月から本番の12月までの約3ヶ月間で、「日本の○○」部分を各チームで考えいただき、それぞれ独自のスタンプを作っていただきました。そのほか、挨拶系のスタンプは絶対に入れる、週に1回は必ずミーティングをする(オンライン上の通話で可)などいくつかのルールの下、12月5日(月)に開催が予定されていた最終コンペである「ZOHO杯」に向けて、協業を進めていただきました。
12月5日(月)に、みなとみらいの馬車道の会場で、LINEスタンプコンペ「ZOHO杯」を開催しました。当日は制作メンバーのほか、審査員の方々だけでなく、FDAとゾーホージャパン双方からの観戦者もおりとても賑わっていました。
実際にできあがった各チームのスタンプのテーマは忍者、ゾーホエール(オリジナルキャラ)、武将、仏像の4つ。プレゼンではどのチームも思い思いのプレゼンを繰り広げ、様々な話が飛び出し会場が笑いに包まれることも多く、大盛況でした。
審査員には、FDAの理事長である成澤俊輔様、株式会社bodori代表取締役 有村正一様、株式会社アクティオの坂本英樹様、ゾーホージャパン代表取締役 迫との計4名で審査を行いました。また、事前にゾーホージャパン社内にて社内投票を行い、1票1点として審査に加算すると方式としました。非常に僅差の中、見事1位に輝いたのは「ゾーホエールがインドへ行ったよ!」のスタンプとなりました。今後、優勝したグループには、LINEへの申請が確定するまでスタンプ制作を継続してもらいます。
今回はFDAと共同でLINEスタンプを制作し、そのコンペとして「ZOHO杯」を開催しましたが、またいつか第2回「ZOHO杯」として別のイベントを開催するのも面白そうなど、社内でそういった話も出てきています。ゾーホージャパンは今、ITを利用して障がい者の方々の雇用の可能性を広げ、かつ自身でも実際に障がい者雇用を進めようとしている状況です。そんな中、FDAと共同で1つのものを作り上げるという機会をいただき、当社としてもとても良い経験となりました。今回の取り組みを今後の活動に活かしてまいります。
プレゼン中の風景
終わった後の集合写真(ネット掲載OKの方のみで撮影)