Interview in 川根本町~新川さん・カーティック~
横浜から目的地である川根本町までは約3時間半。朝5時起きで身支度を整え足早に駅に向かう。私はまだ学生だが、その日の移動だけは社員であるかのような面持ちでサラリーマンたちをかき分け前へ進んでいった。都市部ではせわしなく働いて、いつも何かに追われている、そんな毎日を送っている人が自分の周りを埋め尽くしていた。学校の課題を移動中に片付けていたら川根につなぐ鉄道に乗り換える時間になっていた。切符はすべて手渡し、駅内は洋式トイレなどどこにもなかった。あるのは和式トイレのみ。そこはすでに都会とはかけ離れていて、不便なところだと感じてしまった。
金谷から千頭までの道のりは大井川鉄道を使う。都会では感じることのないゆったりとした空気が流れていた。セミの鳴き声はいつにも増して心地よく聞こえてしまうのは気のせいか、車内はレトロな趣で街中を走って行く。街に溶け込んでいる。金谷から新金谷に行く途中に機関車トーマスの電車が2、3車あった。子供達はたちまち喜びを声にあげて楽しそうにしていた。今年の夏の始まりはそんなほっこりすることから始まると同時に、不便さを知らない子供は純粋で無邪気で、私は何か失いかけていると感じた。
さらに進んでいくとさらに自然に囲まれていく。
蒼白く、太陽に照らされて輝きを増した川に沿って移動して行く。なんて隠れた秘境なんだ。一眼を持ってきている人やサイクリングをする人、ゆっくりと観光しにきた家族連れ。どれもこの地域なら満たしてくれるであろう。最近、横浜や渋谷など自然に縁がないところで生活してきた。やはり人間は自然の雄大さや寛大さに圧倒されてしまう。そして自然は自分を見つめなおす機会を与えてくれるような気がする。無邪気さを取り戻したい。自分を再認識するためにも一度はこの地域に訪れてほしい。
ほんの少し小説っぽく移動中の出来事を書いてみました(笑)
川根本町は自然に囲まれていて気分転換にはとてもいいところだと思います。
皆さんにこの気持ちを共有したい気持ちでいっぱいです!
さて、今回二人にインタビューしてきました。
一人目は今年の四月から入社した新川さんにお話を聞きました。
~新川さん~
- ゾーホージャパンのどこが決め手でしたか?
- 以前の会社では63歳までしか働けないという制約があり、自分は働けるならもっと働きたいと思っていました。ゾーホージャパンはしっかりと仕事が行えるのであれば年齢に関係なく一年ごとに継続雇用契約を結んでくれるというありがたい話があり、その後川根に来てみるとすごく雰囲気が良く、住みやすそうだなと思いました。そして社会貢献をいろんな形で実行している所にも感銘を受けて、やりがいを感じつつ業務を全うしていきたいと思ったからです。
- 仕事中いつも心がけていること、意識していることはなんですか?
- 仕事っていう意味ではスピードが命だなと思います。営業を今までやっているとじっくり仕事をするという場面がなく、他の作業をしていてもとにかく返信があったらすぐに返します。100%の答えじゃなくてもすぐに返すことを意識しています。あとはなんでも誠実に行うことだと思います。お客さんの要望に単に同じ対価で要望に応えるのではなくて、なぜそれを要望してきたのかなどの相手のバックグラウンドを読んで、思いやりや気遣いという形で付加価値を付けてきました。単なる業者の取引だけで終わらせたくない気持ちからそういうことをして来ました。
- 自分を動物に例えるならどの動物になりますか?
- 私はどちらかというと犬ですかね。ボールを投げられたら無我夢中で追いかけてしまうように、忠実に誠実に命令に従う人間で、ずる賢い性格ではないからです。
- 趣味は何か教えてください。
- ヨットでディンギーをすることです。以前の会社にヨット部があり、20代から継続して行ってきました。ヨットで1日2日あれば大島まで行けます。ずっと海でヨットをやってきましたが、今度は川でカヌーに挑戦してみたいです。川根本町は国体やオリンピックの選手を何人か輩出していて、学校でもカヌーを教える授業があるそうですよ。カヌーの参加者5人以上でカヌー教室を開けるとのことなので、ぜひ今度一緒にやりませんか?お待ちしてます!
- 川根本町のオススメの場所や自分が連れて行きたいとおもう場所を教えてください。
- 大井川鉄道の湖上(こじょう)駅の景色がすごくきれいですよ。ここは川根から約30分で着きます。その駅は無人島にあるので、駅の周辺には何もありませんが、ダムの水の色がより一層神秘的な感じにしてくれます。夢のつり橋もおすすめですが、山道が険しい上に駐車場から徒歩で4,50分かかるところにあります。さらに休日だと観光客が多くて渡るために、また列に並んで待たなければいけないので、この夏の暑い季節は大変だと思います(笑)
- 最後にこれからの意気込みをおしえてください!
- 川根に来てまだ2か月で、やれることがしっかりと明確にはなってないですが、これから川根の人たちとの交流の中で川根のために何かできることを探していきたいです。川根の主要産業であるお茶をゾーホージャパンとしてクラウドサービスなどで役に立てることはないかを模索中です。お茶の値段はここ10年で半値以下になってしまっていますが、それに対してゆずなど他の農作物で代替していこうとしている人たちの支援もしてきたいです。
二人目はインドから川根に数週間の生活を体験しているカーティックにもお話を聞きました。
~カーティック~(日本の太鼓を習っているときの写真です)
- ゾーホージャパンのどこが決め手でしたか?
- もともとプログラミングが好きで大学でも学んでいるとさらに好きになりました。それがきっかけでプログラミングの開発者になりたかったです。インドでは有名になりつつあるZOHOで働きたかったからです。
- 担当している仕事は何ですか?
- 今は開発者として製品を担当していないけど、今は日本のあるデータとインドのデータをまとめたり、製品の中身を知るために見たりしています。今日の仕事としては、自分が記したプログラミングのスクリプトを実際に検証していました。
- あなたの趣味を教えてください。
- 絵を描くことと映画を見ることです。人の絵も風景の絵も描けます。映画では”DHALABADHY”です。(調べましたが、詳細が載っていなかったのでその作品については何もわかりませんw)
- 日本に来て一番驚いたことはなんですか?
- 日本人は相手に対して尊敬の意をもって接していることです。ミーティングや挨拶などたくさんの場面で尊敬の意を示していると感じます。またインドには新幹線がないのでとても驚きました。さらにインド比べて電車内が非常にきれいなところです。
- 日本とインドの文化の違いを教えてください。
- 日本の祭りをあまり知らないですがインドにはディーワーリーというお祭りがあり、正義が悪を征服して勝利を収めること、そして人々の霊性の闇を照らすことを象徴する光のお祭りがあります。でも最近はそれによる大気汚染がすごいです(笑)
- 将来やりたいことは何ですか?
- 開発者として最終的には新しい良い製品を担当したい。自分の中でこんな製品が作れたらいいなと思うアイデアはありますが、それを実現するためにはいろんな技術が必要なのでこれからさらに勉強したいと思います。
文責 インターン生 飛田 拓海
川根本町での活動
ニュース
2018.08.20
川根本町に初めて訪れました編
Interview in 川根本町~新川さん・カーティック~
横浜から目的地である川根本町までは約3時間半。朝5時起きで身支度を整え足早に駅に向かう。私はまだ学生だが、その日の移動だけは社員であるかのような面持ちでサラリーマンたちをかき分け前へ進んでいった。都市部ではせわしなく働いて、いつも何かに追われている、そんな毎日を送っている人が自分の周りを埋め尽くしていた。学校の課題を移動中に片付けていたら川根につなぐ鉄道に乗り換える時間になっていた。切符はすべて手渡し、駅内は洋式トイレなどどこにもなかった。あるのは和式トイレのみ。そこはすでに都会とはかけ離れていて、不便なところだと感じてしまった。
金谷から千頭までの道のりは大井川鉄道を使う。都会では感じることのないゆったりとした空気が流れていた。セミの鳴き声はいつにも増して心地よく聞こえてしまうのは気のせいか、車内はレトロな趣で街中を走って行く。街に溶け込んでいる。金谷から新金谷に行く途中に機関車トーマスの電車が2、3車あった。子供達はたちまち喜びを声にあげて楽しそうにしていた。今年の夏の始まりはそんなほっこりすることから始まると同時に、不便さを知らない子供は純粋で無邪気で、私は何か失いかけていると感じた。
さらに進んでいくとさらに自然に囲まれていく。
蒼白く、太陽に照らされて輝きを増した川に沿って移動して行く。なんて隠れた秘境なんだ。一眼を持ってきている人やサイクリングをする人、ゆっくりと観光しにきた家族連れ。どれもこの地域なら満たしてくれるであろう。最近、横浜や渋谷など自然に縁がないところで生活してきた。やはり人間は自然の雄大さや寛大さに圧倒されてしまう。そして自然は自分を見つめなおす機会を与えてくれるような気がする。無邪気さを取り戻したい。自分を再認識するためにも一度はこの地域に訪れてほしい。
ほんの少し小説っぽく移動中の出来事を書いてみました(笑)
川根本町は自然に囲まれていて気分転換にはとてもいいところだと思います。
皆さんにこの気持ちを共有したい気持ちでいっぱいです!
さて、今回二人にインタビューしてきました。
一人目は今年の四月から入社した新川さんにお話を聞きました。
~新川さん~
二人目はインドから川根に数週間の生活を体験しているカーティックにもお話を聞きました。
~カーティック~(日本の太鼓を習っているときの写真です)
文責 インターン生 飛田 拓海
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