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2003.04.28

アドベントネット社が同社製OSS ソフトウェアの販売でオーエスエスブロードネット社と提携

ネットワーク管理ツール分野で世界をリードする AdventNet,Inc. の日本法人であるアドベントネット株式会社(代表取締役:山下義人、本社:横浜市)は、CATV 向けOSS ソフトウェア開発ベンチャーのオーエスエスブロードネット株式会社(代表取締役:宮副 英治、本社:神奈川県川崎市)と、ネットワーク管理・開発ソフトウェアの販売パートナー契約を締結しました。

オーエスエスブロードネット社では現在、同社の開発するCATV 事業者向け伝送路監視ソフトウェアのプラットフォームに、弊社のAPI製品であるAdventNet SNMP API を使用していますが、今回の販売提携により、更に広範囲なCATV 事業者向けOSS ソリューションの提供が可能になりました。

同社の代表 兼 チーフアーキテクトである宮副 英治氏は次のように述べています。

「弊社の自社開発製品であるOPEN STM™ は、既設のケーブルインターネットセンター装置および加入者端末のSNMP エージェントを利用した、ソフトウェアによるCATV 伝送路監視システムであり、エンジンの開発言語にJava™を採用しています。Java™ に代表されるオブジェクト指向言語では、フレームワークやライブラリなど、開発・テストの完了した部品の再利用により、品質の向上と開発期間の短縮を図れますが、弊社では各社の様々なAPI 製品を随時検証しています。特にAdventNet SNMP API については、技術情報が圧倒的に豊富であり、マルチスレッド環境においても安定した性能を発揮するなど、長年の実績に裏打ちされたアドベントネット社の技術力を証明する製品だと高く評価しています。今回の販売提携は、弊社がOPEN STM™ の上位に位置付けるネットワークOSS 統合ビジネスへの記念すべき第一歩であり、アドベントネット社の高い技術力に期待しています。」

オーエスエスブロードネット社と弊社は今後、最新鋭のアドベントネット製品群を、日本のCATV 事業者向けに提供していきます。

日本のCATV 市場は、平成14年12月末時点における加入世帯数1467万世帯、普及率30.2%、平成12年度から13年度における加入世帯数の伸び率13.6% と、堅調な成長を誇る一方で、許可施設数674施設に対する事業者数527と、ほとんどが1局1施設の中小事業者であり非効率的な運営がかねてより指摘されています。昨今の高速インターネット接続サービスの普及やデジタル化の進展で、他メディアプロバイダとの競争が激化しており、各局とも、統合・広域化による運営の効率化を真剣に検討しています。厳しい競争に勝ち残る為には、高品質・低価格かつタイムリーな新サービス提供基盤の構築と、更なる経営の効率化が急務であり、コンテンツの共同購買、加入者・サービス管理のシステム統合、障害監視など、基幹系システムの効率化とアウトソーシングといった、経費削減に即効性のあるソリューションが注目を集めています。

オーエスエスブロードネット株式会社

オーエスエスブロードネット株式会社(代表取締役:宮副 英治、本社:神奈川県川崎市)は、2001年6月に事業を開始し、 CATV を中心としたブロードバンド向けOSS ソフトウェアの開発、販売、コンサルティング、トレーニング及び技術サポートの提供を行っています。
http://www.ossbn.co.jp/

アドベントネットについて

米国AdventNet, Inc.(最高経営責任者(CEO):ベンブ シュリダー、本社:カリフォルニア州プリサントン)は、ネットワーク管理ソリューションに特化したソフトウエアコンポーネントの開発を行っています。
製品は、通信機器ベンダー、通信キャリア、アプリケーションベンダー、サービスプロバイダ、システムインテグレータ、マネージメントサービスプロバイダなど、全世界の1000社以上の有力企業にOEM(相手先ブランド)を中心に採用されています。主な顧客としては、ノーテルネットワークス、シスコシステムズ、エリクソン、ルーセント・テクノロジーなどがあります。近年のネットワーク管理システムのOEM 市場では、デファクト・スタンダードとして認知されてきています。
アドベントネット株式会社は、米国AdventNet, Inc. が開発・製造・販売しているネットワーク管理関連ソリューションパッケージの日本市場への導入とサポート、コンサルテーション等を行っています。

※ 本資料に掲載されている製品名、会社名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。®マーク、™マークは省略しています。

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【報道関係の方のお問い合わせ窓口】当社 マーケティング部 広報担当
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