2007.10.01
アドベントネット株式会社 (代表取締役:山下 義人、本社:横浜市) は、「AdventNet Agent Toolkit C Edition」(以下、Agent Toolkit C)をエンハンスし、「リリース6.3」 として、本日、販売を開始します。
Agent Toolkit Cは、ANSI C、C++ベースの組み込みエージェント、システムやデバイスの管理エージェントを簡単に作成できる統合開発環境を提供します。使いやすいGUIや多様なAPIにより、開発プロセスの簡素化、短期間でのエージェントの開発を実現します。SNMPやCLI、TL1、HTTPからアクセス可能なマルチプロトコルエージェントやSNMP、TL1、CLIのスタンドアローンエージェントの開発やテストを行うためのツールとして、エディタ、コンパイラ、ブラウザツールを提供し、各ユーザ独自の組込み環境に移植可能なC言語のソースコードを生成します。今回のリリースでは、各種の機能拡張やパフォーマンスの改善等を実施しています。
Agent Toolkit Cで開発したSNMP、CLI、TL1、HTTP各エージェントは、次のような機能や特長を持っています。
共通機能最新のRFCに準拠。SNMPv3 INFORM Request、およびSNMPv3の暗号化機能としてAESをサポートします。
HTTPエージェント#include SSI tagをサポートします。 CLIエージェント LinuxプラットフォームにおいてSSH通信、セキュリティモジュールにおいてロギング機能をサポートします。
マルチプロトコルエージェントSNMP MIBファイルによるString mode CLI Command Set(CCS)で動作するエージェント開発が可能です。
その他の機能ファイル選択画面にて複数のMIB/TCS/CCSの選択が可能になります。また、マルチプロトコルエージェント作成時に、MIBに加えてCLI Character Set(CCS)によりスタブコードが生成可能です。
SNMPv3 Runtime Admin ToolUSM、VACM詳細情報を変更管理するためのGUIを装備します。また、エージェントの動作中にユーザセキュリティモジュール関連の操作や、VACMテーブルの操作が可能になります。
TL1 Message BuilderBNFから直接TL1メッセージ定義を作成できます。その他に、TL1メッセージ定義のモジュール化、パラメータ、ブロック定義のパラメータ化、列挙値、範囲値のテンプレート化します。
TL1 Craft Interface事前定義済みTL1コマンドのロード機能を追加し、同時に複数のTL1デバイスと接続が可能です。また、Input Messageもしくはカテゴリ別にコマンドセットを表示します。
ハードウェア | CPU 550MHz Pentiumプロセッサ(最小) | ||||
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メモリ 256MB RAM (最小) | |||||
ハードディスク 200MB (最小) | |||||
OS | Windows (2000 / 2003 / XP / Vista) | ||||
Linux (RedHat 8/9, AS 3.0 /4.0, ES 3.0/4.0, WS 3.0/4.0) | |||||
Solaris (9 / 10) | |||||
C/C++コンパイラ | Microsoft Visual C++ 5.0 以降 | ||||
Borland C++ 5.0 以降(Windows) | |||||
GUN C/C++ コンパイラ (UNIX) |
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