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2009.09.10

ファイアーウォール・ログ解析ツールをエンハンス
- 「ManageEngine Firewall Analyzer 6」日本語版の販売を開始 -

ゾーホージャパン株式会社 (旧:アドベントネット株式会社、代表取締役: 山下 義人、本社: 横浜市) は本日、ファイアーウォール・ログ解析ツールの最新版、「ManageEngine Firewall Analyzer 6」日本語版の販売を開始します。

製品概要

ManageEngine Firewall Analyzer (以下、Firewall Analyzer) は、ファイアウォールやプロキシサーバのログを解析し、その結果をレポートとして生成する、Webベースのログ解析ツールです。 標準装備されたさまざまなレポート機能により、帯域使用状況やネットワークへの侵入の痕跡、ネットワーク利用のトレンド情報から異常の兆候、ユーザのサイトアクセス状況などを容易に把握することができます。また、不正アクセス、ウイルス検知などのセキュリティ事象の把握により、セキュリティの強化にも有効です。主要なファイアウォールをサポートしており、複数のファイアウォール機器やプロキシサーバが生成するログを一元的に管理することが可能になり、企業内のネットワーク管理者の負荷を軽減します。また、UTM(Unified Threat Management:統合脅威管理)に関するレポート機能が拡張されており、SpamレポートやVPNレポート、ブロックURLレポート、ウイルスなどのセキュリティレポートをより詳細に確認することが可能です。
今回のリリース6から、従来からあった Professional Edition、Premium Edition の2つのエディションに加えて、大規模ネットワーク環境に対応したDistributed Editionを追加しています。
Professional Editionは、トラフィック解析レポートや攻撃およびウイルスレポート、セキュリティイベントの解析レポートなどのレポート出力が可能です。 Premium Editionでは、Professional Editionの機能に加え、ライブVPNレポート、ファイアウォール機器に設定されたフィルタリングルールの使用率解析、およびアラート発生時のコマンド実行といったより高度な機能を提供します。 Distributed Editionでは、分散構成とすることにより大規模ネットワーク環境に対応し、Premium Editionの機能全てを利用可能です。 各エディションでサポートされる機能の相違点詳細については、製品情報サイトをご参照ください。

機能概要

Firewall Analyzerは、Webベースのファイアウォール・プロキシのログ解析ツールです。ファイアウォール、プロキシサーバのログ解析を行い、 視覚的に分かりやすいレポートを生成します。市場の主要なファイアウォールやプロキシサーバをサポートしており、インストール後わずかな設定ですぐにログ解析を始められます。
Firewall Analyzerは、次のような要件を満たすツールです。

  • マルチベンダ対応
    主要なベンダのファイアウォール、プロキシサーバをサポート
  • ファイアウォール・レポート機能
    ネットワークの現状把握に便利なライブレポートや帯域分析に役立つトラフィックレポート/プロトコル使用レポート
    セキュリティ分析に有益なセキュリティレポートなどの各種のレポート
  • Squid プロキシサーバレポート
    Squid や Blue Coat、Microsoft ISA、NetCache などのプロキシサーバログの解析レポート
  • カスタムレポート作成とスケジュール機能
    特定デバイスに対し、プロトコル、送信元ホストや宛先アドレス等の条件を指定した独自レポートの作成が可能
    – 定常的なレポート業務をスケジュール登録しレポートを自動生成することで、管理者の作業負荷を軽減することが可能
  • ネットワークの問題と異常検出用アラート設定
    ネットワークの問題や異常に対してしきい値を設定し、超過時にアラートを発生させることができます。
    トラフィックやウイルス、VPN 等の情報を基に、設定が可能
  • ログファイル読み込み機能
    ファイアウォールから syslog として送信されたログデータをデータベースに取り込むことがが可能
    ファイアウォールの筺体内に保存されたログファイルを、FTPまたは手動によるインポート操作を行うことによって、Firewall Analyzerのデータベースに取り込み、ログ解析を行うことが可能
  • ログデータの保存と保存ファイルの再読み込み機能
    ファイアウォールから syslog として送信されたログデータを自動で圧縮保存することが可能
    圧縮保存されたログデータのファイルをデータベースに取り込み、後で詳細に解析することが可能
  • ユーザ管理
    異なる権限(参照可能機器、実行可能な操作、閲覧やレポート作成権限等)を持つ複数のユーザを設定可能
新機能および改良点

Firewall Analyzer 6の主な機能拡張は、次のとおりです。

  • 大規模ネットワーク環境に対応したDistributed Editionのサポート
  • Windows/Linux版ともに64bit OSのサポート
  • ブロックしたURLをレポートする機能の追加
  • Spamレポート機能の追加
  • 保存設定にて指定した時刻でログスイッチする機能を追加
動作環境
OS Windows – 2003 / 2008 / XP / Vista 32bit / 64bit
Linux – Red Hat Enterprise Linux 4以上、SuSE、Fedora、CentOS 32bit / 64bit
Webブラウザ Internet Explorer 5.5以上
Firefox 1.0以上
サポート対象ファイアーウォール

Firewall Analyzer の主なサポート対象機器は、次のとおりです。

Cisco: PIX/ASAシリーズ
Check Point: 全バージョンのログインポート、R54以上のLEA サポート
FORTINET: FortiGate シリーズ
Juniper Networks: SSGシリーズ、SSL-VPN
SonicWALL: SOHO3、SOHO TZW、TELE3 SP/TELE3 Spi、TZ 170、TZ 170 Wireless、TZ 170 SP Wireless、PRO 230、2040、3060、4060、5060

※上記各製品のログフォーマットについては、WELF形式およびその他の形式もサポートします。
[サポート対象プロキシサーバ]
Squid Proxy Server、Blue Coat Proxy Server、Microsoft ISA Proxy Server、NetCache Proxy Server

ライセンスと価格

Firewall Analyzer 6 の主な価格(消費税別)は、次のとおりです。
Firewall Analyzerのライセンス体系は、レポート表示を行うデバイス数を基準にしています。

製品名 通常ライセンス 年間ライセンス
Professional Edition 1 Device pack ¥202,000 ¥68,000
Professional Edition 2 Device pack ¥401,000 ¥134,000
Professional Edition 20 Device pack ¥2,038,000 ¥680,000
Premium Edition 1 Device pack ¥304,000 ¥102,000
Premium Edition 2 Device pack ¥610,000 ¥204,000
Premium Edition 20 Device pack ¥3,058,000 ¥1,020,000
Distributed Edition 50 Device pack ¥6,120,000 ¥2,040,000
Distributed Edition 100 Device pack ¥8,160,000 ¥3,400,000
Distributed Edition 200 Device pack ¥10,200,000 ¥4,250,000
Distributed Edition 500 Device pack ¥12,240,000 ¥5,100,000

※ ライセンス料金は、すべて税別で表示しています。
※ 通常ライセンスは、すべて初年度保守サポートサービス込みの価格です。
※ 年間ライセンスは、ライセンス料金を毎年支払う形態で、保守サポートサービスとアップグレードが含まれています。

※ 本資料に掲載されている製品名、会社名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。®マーク、™マークは省略しています。

プレスリリースについてのお問い合わせ

【報道関係の方のお問い合わせ窓口】ManageEngine事業部 マーケティング担当
【報道関係以外の方のお問い合わせ窓口】ManageEngine事業部 営業担当

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